2012年9月7日金曜日

Renesas Starter Kit+ For RX62N

ここ3週間ほど、Renesas Starter Kit+ For RX62NにiTRONを組み込んでいろいろやっていた。
ネタが集まったので披露してみる。
●iTRON用のドライバがないらしい
Renesas Starte Kit+ For RX62Nに付属しているCDにはHEWが入っている。そのプロジェクトしてRPDL(ルネサス ペリフェラル ドライバ ライブラリ)が付属している。これをiTRONから使おうとした。が、できない。サポートに質問したら、使えないとのこと。さらに評価ボードの周辺機器を動かすiTRONで動くドライバはないかと質問したら、ない。とのこと。
フツーiTRONを使うもんだが・・・。ルネサスのサポートの返信もあっさりしていて、不快感をもった。10数行3件ぐらいの質問にたいして、一行一答が多かった。質問に答える気がないか、日本語が読めないらしい。
さすがにKKRに買収されようとしている企業だ。やる気がないのがよく見える。

●RX62Nのハードは難しすぎる。しかもマニュアルにウソが書いてある。
ドライバがないということなので、SCI(シリアルコミニケーションインタフェース)のドライバを書いた。あちこちからルネサス発行のマニュアルを取り寄せたが、説明にウソが書いてあったり、説明が不十分だったりして、かなり時間を取られる結果となった。ICU(割り込みコントロールユニット)の使い方がよくわからなくて、割り込みハンドラを起動させるのには苦労した。
結局、サンプルプログラムをダウンロードしてそれを参考にして動作させることができた。
結論的にはマニュアルはあまり信用してはいけないという印象だ。
このデバイスはポートの設定が複雑すぎないかと思う。たぶん設計が悪いのだろう。
AVRマイコンと比較するからいけないのかな?

●HEWはなかなか使える。
HEWを使ったのは初めてだった。このツールは動作が不安定な時があるが、そこそこ使えるツールであると感じた。完成度は旧NECエレクトロニクスのV850のデバッグに使う「ID」とは雲泥の差で使いやすい。コードエディットとデバッグがシームレスにできる。マイクロソフトのVisual Studioまではいかないが、なかなかよい操作性であった。IDとかPM+とかは論外だ。

総合的に、このスターターキットはOSなしの環境で動作させることを前提としている。これで、いいのか?少々疑問に思う。

学生あたりが大学で勉強するには使えるのではないだろうか?
プロが初めて学ぶにはいろいろなものが不足していると思う。

高い割には使えないなー。w

0 件のコメント: